いわてアートプロジェクト

  • twitter
  • google
  • facebook

TRADITIONALART

伝統芸能

未来を担う子供達へ
伝統芸能体験教室

1月20日、奥州市の正法寺様で「伝統芸能体験教室~時空を超えた伝統芸能、能楽に触れてみよう」を開催しました。

この事業は、奥州市水沢地区の小学生に広報し、当日は7名の小学生が参加。

また、子供さんの親御様たちや周辺地域の18名の方々も新聞で知り、一緒に能楽の深みに触れました。

この講座は、単に伝統芸能に触れるというだけでなく、古くは文化芸術の拠点であった神社仏閣、その原点となる場で、子供たちに600年前から形を変えずに伝えられてきた、世界最古の芸能である「能楽」を体験してほしかったこと、また、国の重要文化財にも指定される場所で、地域の宝を子供たちに体感してもらうことも、本講座の目的でした。

能の言葉、所作、感情表現などを、宝生流シテ方の澤田宏司先生から学びます。一流の先生の、声の出し方、舞姿は正に圧巻で、子供たちも、大人も見入ってしまいました。

小さな頃から、一流の芸術に触れることの大切さを実感した、今回の伝統芸能体験講座。次回に、是非、繋げたい試みでした。

素晴らしい機会を下さいました正法寺様にも、改めて心より、御礼申し上げます。

 

岩手県文化振興基金助成事業 後援:奥州市・奥州市教育委員会

期日:1月20日 場所:正法寺(岩手県奥州市水沢黒石町字正法寺129)

能楽は600年前に誕生してから現代まで、ほとんど型を変えずに伝えられて来た世界でも最古の伝統芸能です。その中には古の日本人達の考え方、動き方、声の出し方、また生活様式などが封じ込められていて、まるで時空を超えたタイムカプセルのようです。

東京五輪も控えて、これから世界との繋がりが広がっていくだろう子供達に、この日本が誇る伝統文化を体験してもらいたいと思います。
いつか世界の友人達に、今回体験したことを伝えていってもらうために。

 

 

トップへボタン