いわてアートプロジェクト

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SEMINAR

文化芸術セミナー

9/13 妖怪茶会 × 名月怪談 9/14

集え 美しき妖よ この令和の満月の夜に
川辺の美しさと文化の香りある街並みの盛岡。遠野物語を代表とする不思議な伝承、伝説が数多く残る岩手県。

そんな魅力を楽しんでいただけたらと、いわてプロジェクトでは、令和になって初めての中秋の名月となる9月13日の金曜日「妖怪茶会」を開催いたします。

会場は、元南部藩の勘定奉行屋敷であり、盛岡市の保存建造物、徳清倉庫(通称:サムライハウス)。

この会場の素晴らしさを活かしながら、
当日は月明りの中で美しい妖(あやかし)の世界を堪能していただこうという趣向。
日も落ちる18:30開場、19:00スタートです。

メインゲストは、「柳は萌ゆる」などの作品で知られる小説家の平谷美樹先生です。どんなお話が聴けるのでしょうか…
先生の怪綺談は、「鵺」の謡の声を合図に始まります。

また、この妖怪茶会の見どころは、妖しくも美しい作品を集めた展示。
笹本正明作 百妓遊鬼シリーズより「夢魔の聲」
笹本 正明 (日本画家)
1966 東京都生まれ
1989 東京藝術大学美術学部日本画科卒業
現代日本画界の鬼才として知られる。
「エロスと伝承民話」をテーマにした「百妓遊鬼」シリーズは土佐の絵師「絵金」を意識して制作された。
松浦シオリ作 「浮魚」
松浦 シオリ(イラストレーター)
1993年 北海道帯広市出身、札幌市在住。北海道芸術デザイン専門学校在学中よりイラストレーターとして活動を始める。デジタル制作での美人画を得意とし、主に書籍装画の分野で活動中。手がけた作品に「ナオミとカナコ(著 奥田英朗/幻冬舎)」「風のかたみ(著 福永武彦/河出文庫)」等。
2013年 ペーターズギャラリーコンペ 鈴木成一賞  同年 ターナーアワード 優秀賞等
森 天飛
「生まれる前からずっと流れ続けているもの」
森 天飛 (画家)
埼玉県生まれ。主に鉛筆を使い、女性のヌードと動植物を組み合わせた幻想的な世界を描く。
2011年 九州産業大学芸術学部美術学科洋画コース卒業。
2013年 東京造形大学大学院美術研究領域修了。
2012年より埼玉の画廊にて活動開始、現在は都内中心に展示会を多数行う。
JED HENRY作「浮世絵ヒーローズシリーズ」より

ジェッド・ヘンリーは、生まれついてのゲーマー、かつ日本をこよなく愛するイラストレーターです。彼はゲームマニュアルのイラストをコピーして育ち、最終的にアニメーションの学位を取得しました。現在はアメリカで活動しています。

このほか、漫画からは ちさかあや「狂斎」

 ちさか あや  美術系の大学にて東洋絵画の修復に触れ、社会人を経て、漫画家としてデビュー。これまでに歴史・時代系作品を3作発表し、歴史もの作品の描写に定評のある実力派作家。


百瀬 靖子「一如」(油彩/アルキド樹脂絵具作品)

百瀬 靖子
2012  かま くら春秋社「詩とファンタジー」大賞受賞 。銅版画・ 鉛筆画 ・ 混合技法 で月の光に浮かび上がるような独特の作品を発表している。

 

さらに、岩手県奥州市の名刹、正法寺様からは、七不思議として知られる「飛龍観音図」と「ぶんぶく茶釜」が、特別参加としてジャーナリストEverett Kennedy Brownの作品「150 years old house」も展示されます。

チケットはクロステラスもりおか2Fのまちなかインフォメーションにて販売中。前売り3500(当日5,000)です。

お問い合わせは、いわてアートプロジェクト実行委員会(019-613-7781)杉田まで。

 

 

 

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